現地でドイツのスイーツを楽しんだら、お土産になるお菓子が気になります。
今回は、ドイツ旅行や一時帰国の際のお土産にぴったりな、ドイツの伝統菓子を5つ紹介します。
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バウムクーヘン (Baumkuchen)
ドイツを代表するケーキといえばバウムクーヘン。「木のケーキ」という名前のとおり、木の年輪のようなフォルムと素朴な優しい味わいが多くの人に愛されています。
意外にもバウムクーヘンはスーパーなどに置いてあることはあまりなく、地域ごとに老舗・人気のコンディトライがあるのでそちらで購入するのがおすすめ。
ちょっと大きすぎるなと思ったら” Baumkuchen Ecke(バウムクーヘンの角) “という、小さく切ったバウムクーヘンも置いてあるところが多いので、お試し用やちょっとしたお土産におすすめです。
マジパン(Marzipan)
マジパン(マルチパン) は、アーモンドペーストのお菓子。
ドイツでは季節によってモチーフの変わる、かわいらしいマスコットの形状やフレーバーで楽しむことができます。
一見、日本のバースデーケーキに乗っている固い砂糖菓子のような印象ですが、甘くしっとりしていて柔らかなお菓子。
華やかなので贈り物に添えられることも多いですが、ちょっとかわいらしすぎるという場合はチョコレートメーカー・Niederegger のラインナップがおすすめ。日本人にも食べやすい、マイルドな甘さのマジパンをチョコレートでコーティングした上品なお菓子が人気です。
レープクーヘン (Lebkuchen)
レープクーヘンはドイツのクリスマスシーズンに欠かせないお菓子ですが、デパートや専門店で通年購入することができます。
スパイスの効いたジンジャーブレッドのような風味が特徴。ナッツやオレンジの皮、シナモンなどの調味料が絶妙に組み合わさり、スパイス好きならくせになるおいしさ。
スーベニア缶や小さなパッケージで持ち帰ることができるため、お土産として最適です。
また、ハートなどをかたどって砂糖でメッセージが書いてあるものも人気。屋台やイベントシーズンのパン屋さんなどで見つけることができます。
プレッツェル (Pretzel)
プレッツェルはパンもありますが、ここでは小さなサイズのプレッツェル菓子のこと。
シンプルなのに中毒性のあるドイツの国民的なお菓子。
粗塩が効いていて、ちょっとしたスナックにも、お酒のおつまみにもなります。
スーパーなどで手に入りやすいですが、砕けやすいので、持ち帰る時は押し潰さないように気をつけて。
シュトレン (Stollen)
ドイツのクリスマスケーキとして知られるシュトレン。果物やナッツ、スパイス、マジパンなどを入れたフルーツケーキのようなドイツの伝統的なお菓子です。
秋以降クリスマス・新年にかけてドイツ各地でバラエティ豊かなバージョンが販売されます。ドイツでは4週にわたってゆっくり切り分けて楽しむものなので、日持ちするのが特徴。
大きさも小ぶりのものから大きなものまであり、お土産にもぴったりです。
ドイツの伝統菓子をお裾分け
お土産にぴったりなドイツの伝統菓子5選を紹介しました。
伝統のお菓子はお店によって味わいが異なるのも魅力。お気に入りのお店が見つかったら、ぜひ持ち帰ってお裾分けしてみてくださいね。