ドイツ暮らしのVLOG

【ドイツパンのレシピ】家庭で焼くプレッツェル

バイエルンの朝食に欠かせないプレッツェル(Bretzel)。ハートのように巻いた形がかわいいドイツのパンです。
自宅で焼けるレシピをご紹介します。

材料

パン生地用

薄力粉 (Typ 400) ……500g

水……150ml

牛乳……150ml

イースト…15g

砂糖(あればモルト ※Marzextrakt)……5g

サラダ油……40g

塩……10g

アルカリ液用

重曹……50g

水…1ℓ

トッピング用

粗塩、またはプレッツェルにトッピングしたい調味料(ごまやひまわりの種、かぼちゃの種、キヌアなど)

TIPPこのレシピでは、霧吹きを途中で使用します

作り方

小麦粉、砂糖、塩、ドライイースト、をボウルに混ぜます。
水と牛乳、サラダ油を加え、しっかりと混ぜます。生地がしっかりとまとまるまで練ります

キッチンマシーンならレベル1で10分ほど混ぜたのち、レベル2で5分ほどが目安です。手でこねるときは根気よく!
必要に応じて、小麦粉を追加して調整します。

TIPPフェンスターテスト: 生地を少し手に取り、両手で持ち左右にゆっくり引っ張ります。膜のように薄く伸ばしてもちぎれないくらいの弾力になったらベスト。プチッとちぎれてしまう時はもう少しこねます。

生地をボウルに戻し、布で覆って室温で30分発酵させます。
生地を7等分に分け、それぞれを細長いロープ状にしてから成形します

1つ75cmくらいの長さ。両端を細く、真ん中を太めにすることで巻きやすくなります。

常温で15分、その後冷蔵庫で30分ほど寝かせます

寝かせている間にオーブンを180度に予熱。ファン付きオーブンの場合は風を回しておきます。

多少不恰好でも大丈夫!
鍋に水を沸騰させ、重曹を入れます。
熱いままのアルカリ液に生地を1つ20秒ほど浸していきます

プレッツェルの独特な濃い茶色と味わいの秘密はアルカリ液。

パン屋さんではとても強い専用のアルカリ液を使用するそうですが、家庭では重曹を沸騰させて強アルカリ性にした水を使います。浸す時はやけどに気をつけて。

生地を取り出し、キッチンペーパーやオーブンシートに並べます。ナイフで下の部分に切れ目を入れ、粗塩や調味料をお好みの量振ります。

クラシックなものは粗塩を全体にふったもの。ごまやナッツのプレッツェルも人気です。

TIPP色々なプレッツェルのアイデア

色々なプレッツェルのアイデア・ごまのプレッツェル
色々なプレッツェルのアイデア・ひまわりの種
色々なプレッツェルのアイデア・クミンシード
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オーブンで約16分、またはプレッツェルがきれいな焼き色になるまで焼きます。

10分ほど焼いたところでオーブン内に霧吹きで水を撒くと、よりしっとりと焼き上がります。オーブンを開ける時は熱気に気をつけて!
2段に分けて焼いている場合は、水を入れるタイミングで上下を入れ替えます。

オーブンから取り出し、少し冷ましたらできあがり。

外はしっかり、中はもちもちのプレッツェルができました。美味しいバターといっしょにどうぞ。

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