ミュンヘン観光・1日街歩きのモデルコース

バイエルンの中心都市・ミュンヘン。文化遺産や美しい建造物も多く、アクセスなどの利便性も高いことから南ドイツ旅行の拠点にする方も多いです。

今回はミュンヘン中心部の街歩きを中心に、観光スポットとショッピング、グルメが楽しめる1日のモデルコースを紹介します。

9:30 AM – ニンフェンブルク宮殿 (Nymphenburg Palace)を散歩

朝はニンフェンブルク宮殿の庭園を散策から。「ニンフ(水辺の妖精)の城」の意味で、元はバイエルン公の夏の館でした。バロック宮殿の豪奢な建築と広大で優美な庭園は見惚れてしまいます。

10:30 AM – ニンフェンブルク宮殿カフェでブランチ (Nymphenburg Palace)

散策して体を温めたら、壁一面の窓が爽やかなお城カフェ・パルメンハウス (Schlosscafé im Palmenhaus)でブランチ。優雅な気分でドイツ式の朝食をどうぞ。

結婚式のパーティ会場としても人気の大きなカフェレストランです。宮殿で披露宴なんてロマンチックですよね。

12:00 PM – マリエン広場 (Marienplatz)でショッピング

ニンフェンブルク宮殿から電車で市内中心部に移動し、マリエン広場へ。

中世から現代まで中心地として栄えてきた歴史のある広場です。広場の新市庁舎はネオゴシック様式の重厚な建物。等身大の人形たちが踊るからくり時計のショーは１１時・１２時・１７時から約１０分間。

定刻前になるとカメラを構えて待つ人々で広場が混み合ってきます。

マリエン広場の名前の由来になったのは市庁舎前のマリア像（Mariensäule）。スウェーデンからの占領が終わったことを記念して、1600年代に建てられました。

からくり時計を見届けたら、広場から四方に伸びるショッピングストリートでお買い物。

14:00 PM – ヴィクトアリエンマルクト (Viktualienmarkt)を散策

活気のあるヴィクトアリエンマルクト周辺をのんびり散策。たくさんの屋台と、大きなマイバウム(Maibaum)が見どころです。マイバウムはバイエルン州の各市が地域の特徴や特産を表したイラストを吊り下げる、市のシンボル・アイデンティティとして愛されるツリー。
昔は旅人がどんな職人がその土地にいるのかを知るため、看板としての役割があったといいます。

バイエルンの州カラーである水色と白が爽やかで眩しいです。イラストをじっくり眺めていると、バイエルンの人々の様子が垣間見えるようですね。

15:00 PM – オペラハウス (Bayeische Staatsoper) とレジデンツ(Residenz)を見学 / カフェ休憩

バイエルン国立劇場の周辺を散策します。宮廷劇場から始まり、現在はドイツを代表するオペラハウスの１つ。初演したオペラはワーグナー「ワルキューレ」やモーツァルトの「イドメネオ」など様々。

カフェで休憩したくなったら、オペラハウス近くの老舗バームクーヘンカフェ・クロイツカム (Kreutzkam) か、コーヒーで有名なダルマイヤー(Dalmayr) 本店をぜひのぞいてみてくださいね。

オペラハウスのすぐ横にある、旧バイエルン王国の宮殿レジデンツ（Münchner Residenz）は圧倒的に豪華な内装に魅了される宮殿。

完成までに５００年の期間を要し、ルネサンス、バロック、ロココなど様々な建築様式を駆使して建設されました。見学のメインは博物館で、王族たちの優美で豪奢な生活を垣間見ることができます。

美しいフレスコ画で埋め尽くされた天井。アンティクヴァリウム (Antiquarium)は、レジデンツの中で最古のホールです。

18:30 PM – 旧市街のホフブロイハウスで夕食

たくさん歩き疲れた後の夕食は、ミュンヘンの老舗・世界最大のビアホールで美味しいビールとドイツ料理を。ホフブロイハウス(Hofbreuhaus)は旧市街の人気ブルワリーです。

料理のおすすめはシュニッツェルやシュバイネハクセ。バンドの生演奏と大ジョッキで、ドイツのビアガーデンらしい豪快な食事を楽しんでください。

おなかがいっぱいになったら、酔っ払いすぎないうちに賑やかな旧市街を抜けてホテルへ。楽しい旅行中、スリや夜道には気をつけてくださいね。

これでモデルコースの行程はおしまいです。お疲れさまでした！

ミュンヘン市内は観光スポットがたくさん

ミュンヘン中心部にはぜひ見ておきたい観光スポットがたくさん。ショッピングやバイエルンのグルメも楽しみつつ、楽しい1日をお過ごしください。

こちらのモデルコースの記事が参考になれば嬉しいです。