有名なものからあまり知られていないものまで、本場で食べたいおすすめのドイツ料理を6種類紹介します。
ビールと一緒に Guten Appetit (召し上がれ)!
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グラーシュ (Gulasch)
日本での知名度も高いグラーシュはパプリカと牛肉の煮込み、ドイツのビーフシチューです。日本で言うところのお味噌汁的な家庭料理で、いろいろな具材やバリエーションがあります。
それぞれの家庭の味、レストランのレシピがあるので、複数食べる機会があれば味わいの違いを比べてみるのも面白いかもしれません。
シュニッツェル (Schnitzel)
ドイツ料理としてお馴染みのシュニッツェルはドイツの風カツレツのことで、仔牛、豚などがあります。
ケチャップとポメス (フライドポテト)が添えてある写真はどこかで目にしたことのある方も多いのでは。
意外に知られていないところでは、イエーガーシュニッツェル (Jäger Schnitzel)というのもあります。
ジャンクな見た目のシュニッツェルにクリーミーなキノコのソースがかかり、少し料理らしく。
きのこの甘みがお肉に合います。メニューに載っていたらぜひ!
シュバイネクルステ (Schweinekruste)
カリカリの皮とほろほろのお肉が美味しい豚肉焼き。
ドイツのお肉料理は豪快なサイズで出てきて見応え・食べ応え抜群ですが、比較的無理なく食べられるサイズのものが多いです。
写真の付け合わせはクヌーデルという、いももち団子みたいなじゃがいもで、ソースを絡めてフォークでちぎりながらいただきます。
そのほか、豪快な骨付き肉のシュバイネハクセ (Schweinehaxe)や柔らかい豚の煮込みシュバイネローラーデン (Schweinerouladen) などの豚肉料理が人気です。
カリーヴルスト (Currywurst)
ベルリン名物のカリーヴルストは国民的フードの定番。レストランのメニューにあることはあまりなく、屋台やインビスで気楽につまむストリートフードです。
焼いたフランクフルトにケチャップとカレー粉をたっぷりかけた甘めの味がやみつきに。
ソーセージの種類を選ばせてくれるお店もあります。
ソーセージの種類はとても多いドイツですが、地域によって名物となるソーセージに違いがあるので、訪れた地域の有名なものをぜひ食べてみてください。全国の多くのレストランでは、色々なソーセージの盛り合わせを提供しています。
シュペッツレ (Spätzle)
卵麺のパスタ。もちもちした食感で、チーズソースがかかっていることが多いです。
発祥はバイエルン州のウルムで、主に南部で食べられることが多いです。Spatz (すずめ) が語源の小さな麺が食べやすく、老若男女に愛されています。
マウルタッシェ (Maultasche)
ドイツ風餃子と紹介されることが多いですが、うす味のスープに入っていることが多いです。
皮は厚くしっかりめ。もとは肉を食べてはいけない日にパスタに包めば神様に見つからないだろうという考えから生まれた料理とされています。ちょっとかわいらしいエピソードのあるシュバーヴェン地方の郷土料理。
付け合わせも一緒に、様々なドイツ料理を楽しんで
基本的には1枚の大皿料理として提供されるドイツの食事。1度の品数は多くありませんが、付け合わせは既出のじゃがいも系のものに加えて、発酵キャベツのザウアークラウト、生クリームとほうれん草のピュレやビーツのサラダなどいくつかのバリエーションがあります。
付け合わせをいくつかの中から選べたり、苦手なものがあれば注文の際に申し出ると快く交換に応じてくれるお店も多いです。
ぜひ滞在中に色々な料理を楽しんでみてくださいね。